クルマ

東海岸からやってきた 所さんのホットロッド その9

ドアを開けると、そこには、世田谷ベースのステッカーがズラリ。外装にステッカーを貼っていない分、全てココに集結するというスタイル。
ダッシュボードの中央には、オートメーター製の時計をマウント。運転席から最も見やすいダッシュボード左端には、同じくオートメーター製のタコメーターが配置されています。
左端に刺さっているスカルを回すと、スターターが回ってエンジン始動。カロッツェリアのオーディオは、日本で装着したモノ。アンプも装着して、良い音が楽しめるのだ。
ミッションが変更されたことによって、作り替えられたシフター。クラシックな雰囲気を壊すことのない、シンプルなデザインが◎。シフトパターンが彫り込まれている真ん中のボタンを押して操作する仕組みとなっています。
トノカバーを開けると中にはガソリンタンクとバッテリーがマウントされております。一面に敷かれた縞鋼板の下には、エアコン用のコンデンサーやコンデンサー用のファンなどを装着。アメリカから来た時点では、この中にエアサス用のポンプとタンクが装着されておりました。
フロントブレーキはブレンボ製の4ポッド。リアブレーキはコルベットのディスクブレーキが装着されております。アメリカから来た状態では、フロントディスクのリアドラムでマスターバックが無い仕様。その頃と比較すると、ブレーキのパフォーマンスは飛躍的に進化しているのです。機能部品は、カッコだけでは無く、性能を重視する、というのが世田谷ベース流。
スチール製のトノカバーに付いているこちらパーツは、自転車のフロントフォークを固定するマウント。トノカバーの上に、2台の自転車が固定出来るようになっているのです。ベット側面後部に入っているG.1056というステンシルは、所さんが入れたモノ。同じ場所に元々入っていた文字を消して、錆塗装で下地を作り、その上にステンシルを吹いて完成。周りの塗装と所さんのペイントした下地があまりにも上手く溶け込んでいる点に注目!!
トノカバーを開けた中に装着されたキルスイッチ。真冬や真夏には長期間乗らない時期があるので、その間は、キルスイッチを切って、バッテリーを保護します。
耕耘機のグリルは、モデルA用のモノに変更。このクルマが日本にやってきて一番最初に行ったカスタムは所さんが500円で購入したダイハツのミラーの装着でした。
リアフェンダーレスになったことで、テールランプの行き場が無くなってしまったので、煽りの中に埋め込み。右上部に付いているナイロンのベルトは、トノカバーの固定ベルト。日本に来て製作されたオリジナルのマフラーはロッドモータースが作ったワンオフモノです。

次回へ続く

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