「かっこいいものができましたよ」と、所さんが見せてくれたのは、見違えるほど美しくカスタムされた一振りの鉈(なた)。 所さんが自身のYouTubeチャンネル「所さんの97チャンネル」で公開した動画「鉈を仕上げる」の内容を、編集部が詳しく書き起こしました 。今回の記事では、日本刀の拵えを鉈に取り付けてみたという、遊び心あふれるカスタムの様子をご紹介します 。
「意味がない」ことこそ、最高に愉しい
日本刀は管理や所有に専門的な知識やコストが必要ですが、鉈であれば比較的安価に手に入り、中古のサビサビの状態からでも磨き上げればこのように美しく蘇ります。「4000円くらいで買って、これだけ遊べるんだから」と笑う所さん。
今回のこだわりは、なんと「鍔(つば)」の取り付け方です。 通常であれば、柄(え)を一度外して鍔を差し込むのが定石ですが、所さんはあえてそれをせず、鍔を半分にカットして上下から挟み込むという、非常に手間のかかる「遠回りな作業」を選択しました。
「これ、普通のやり方じゃ面白くないからね。わざわざ大変な作業をしたんですよ」
その理由は、周囲に「なぜそんな面倒なことを?」と驚かせたいから。 「え、そんなやり方があるの!?」という相手の反応を引き出し、自分もその過程で楽しむことこそが、所さんの創作の真髄です。
仕事の感覚がなくなる、大人の遊び
完成した鉈には、月と雲、そしてコウモリがあしらわれた風情ある鍔と、戦うおじさんの目貫(めぬき)が添えられています。
「作業中、『なんでこんなことしてるんだろう』って思っても、それが楽しいの。仕事っていう感覚が全くなくなるよね。ふざけてやってるなっていう感情があるのがいいんだよ」
実際にはこの鉈を実用することはないかもしれないと語る所さんですが、完成品を前に「かっこいいでしょ」と満足げな表情を浮かべます。 「やらなくてもいい事」に時間をかけ、その過程にある無駄さえも面白がる。そんな、所さん流の大人の愉しみ方が詰まったカスタムとなりました。
編集部より
所さんの表情や、ふとした笑い声、そしてガレージに漂う独特の空気感。記事では書ききれない、所さん本人からこぼれる言葉のニュアンスや熱量は、ぜひ実際の動画で感じてください 。全部見る場合は、以下の動画をチェック!
(編集・文:ケンボー)

























