バイク

1400キロを走破してスーパーカブが 世田谷にやってきた!! Honda Super Cub C65 日本列島カブを買う旅 Vol.4

世田谷ベースの旧車遊び
所さんのスーパーカブ
[不具合修理編]

世田谷ベースにやってきて数日間の間、所さんはいろいろな所にC65で出かけました。すると、いろいろな不具合が出ていることが判明したのであります。

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所さん
オイル漏れが凄い。ドバーッと出てきちゃいます。コレは直さないといけませんね。それから、アクセルが戻らなくなっちゃうときがあるんだよな。アクセルワイヤーが固着しちゃってるか、あるいはキャブのリンケージのところからワイヤーが外れちゃったか。いずれにしても危ない。俺だからいいようなもののねぇ。ワタシはね、だいたいこういう目にあうんですよ。ハーレーなんかでもね、交差点でアクセル戻らなくなっちゃって。普通だったら、突っ込んでますよ、ホントに。なので、皆さんが痛い目を見ないように、まずワタシが痛い目に遭って、それをご報告すると言うね(笑)。
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編集部
前のオーナーは納屋にしまいっぱなしだったようで、5年以上全く動かしていなかった車輌だと聞いてます。やはり、色々不具合が出るんですね。近くにカブ専門でやってる修理工場があったので、そこにだしてみるというのはどうですか?
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所さん
そうしようよ。
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編集部
実は、カブって専門店が全然無いんですよ。ありそうなもんですけど、日本全国探しても数店しかなくて。その理由を聞いてみたんです。そしたら自転車屋さんでも直せるバイクだからだって言うんですよ。
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所さん
あー、なるほどね。たしかにそうだよね。海外なんかじゃ、道端で適当に直して乗って、それでも走るからカブは凄いってなってるわけだし。もはやガソリンじゃ無くて水でも走るんじゃないかってさ、そのくらい丈夫なバイクなんだもんね。
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編集部
そうなんですよ。だから、専門店なんか存在しないんですよ。ハーレーとかドゥカティとかベスパとかは、専門店は沢山あるんですけど。
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所さん
じゃ、そこは珍しいんだね。
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編集部
はい。一度そこのスケジュールを聞いてみますね。

1964
SUPER CUB C65

OHCエンジンを搭載した初のモデル
それまでのOHVより静かで、より高い耐久性を内包した新型OHCエンジンを搭載した初のモデル。このOHCはC100の生産ラインがそのまま使えるように設計されていたため、C65はニューエンジンながら車体はC100系というユニークなパッケージングが最大の特徴。所さんが購入したこのC100系初代C65は、1966年にフルモデルチェンジの際に新しい車体に変更されたため生産年数が短く、マニアの中では比較的レアなモデルとされている。

[仕様諸元]
車名:スーパーカブC65
エンジン型式:空冷4ストローク単気筒OHC 2バルブ
排気量:63cc  最高出力:5.5PS/7000rpm
車重:77.5kg 変速機:自動遠心式3段リターン
全長×全幅×全高:1765×605×872mm
販売開始:1964年 発売当時価格:6万3000円

Honda Super Cub C65
日本列島カブを買う旅 Vol.5(最終回) へ続く

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