スイングアームはYAMAHAがピッタリってホント?
デカいタイヤを装着して、しっかりとした操縦性を得るためにスイングアームを強化したい。ワンオフで作るか、あるいは、ノーマルを加工するか・・・・・・。コストとクオリティーのバランスを考慮し、出した答えはヤマハSR500用。リアショックはナイトロンのスペシャルオーダー仕様で決まりなのだ!!

右がノーマル、左がSR500用。ノーマルのスイングアームと比較すると、パイプ径が太く、全長も長くて、横幅も広い。剛性が高いというメリットに加え、ノーマルよりも太くて大きなリアタイヤを装着するのに、横幅が広く長いというのが好都合。
スイングアームの取り付け部。右がノーマルで左がSR500用。CBの純正はピボットブッシュにシャフトを通すためのカラーが入って入るのに対して、SR用はニードルローラーベアリング+カラーという仕組み。フリクションが低減し、リア脚の動きは圧倒的にスムーズになるのです。
一番上の写真と合わせてご覧になって頂くと分かりやすいのですが、SR用とCB用のスイングアームを比較すると、ピボットからリアショックの取り付け位置までの距離が大幅に異なっています。リアショックの角度が理想の傾き加減になるよう、ショックの取り付けの加工します。

バイク全体のイメージをなるべくシックに纏めたいので、いかにも交換しました的な派手なショックアブソーバーはNG。ということで、真っ黒なケースに真っ黒なスプリングを組み合わせたNITRON(ナイトロン)を選択。細かな仕様変更にも柔軟に対応してくれるので、ある程度予測値で組んだショックを装着してテストを行い、減衰やバネレートなどを煮詰めていく予定です。

フレームと同様に、ハイグロスのブラックでペイント。リアショックの取り付け位置はSRの純正位置よりもさらに後ろ側に増設し、ショックを寝かす方向へ。元からある取り付け位置はそのまま残し、ウインカーステーとして使用するというイメージです