バイク

HONDA CB250T CUSTOM PROJECT 11

HONDA CB250T CUSTOM PROJECT 11

トリプルツリーをワンオフしよう!!

パソコンで設計図を作る所から
スイングアームと同様に、フロントフォークもヤマハ製に。
様々なタイプのフォークを検討した結果、
『TZR』用のフロントフォークがドンピシャということが判明しました。
このフォークを使用するために、トリプルツリーはワンオフにて製作。
マシニングセンタによって削り出すための設計図がこちら。
ブレーキは、クラシックなAPレーシング。ディスクはスチール製の2ピースに決定。
クラシックかつレーシーなテイストに仕立てます。
フォーク径とハブの横幅にピッタリ
削り出されたばかりのトリプルツリーをフレームに装着し、フィッティングを確認。
ピカピカ光ったアルミ素地のままだと、いかにも作りました感が前に出てしまうので、
ブラックアルマイトを施すことに。
リアショック同様、パーツがあまり主張しすぎない方向へ。
レーサーから拝借しちゃいました
TZRのレーサーに使用されていたフロントフォークをオーバーホール。
ノーマルフェンダー用の台座を全て削り落として、表面を旋盤で綺麗に削って仕上げることで、
シンプルなボトムケースにアレンジしています。
街乗り用にセッティングは変更済み。
フレーム同様、不必要なモノは一切無くしてしまうことで、シンプルで
美しいフォルムが完成するのです。
性能とデザイン性が優れているキャリパーはコレだ!!
空冷シリンダーのようなフィンが切ってあるAPレーシングは、
レーシーな雰囲気がなんともカッコイイ逸品。1970年代のホンダにもよく似合う。
キャリパーのブラケットもトリプルツリー同様、コンピューターで図面を起こし、
マシニングセンタによって切り出されたワンオフモノ。
下側を軸受け、上部をボトムケースに留めて装着します。
トライアンドエラーの連続なのです
TZRのフロントフォークに最初から付いている2つの台座を使って、
ヤマハ製のキャリパーを試してみた時の写真。
性能的には問題無いとは言え、コレじゃ全然雰囲気出ませんね、と、あっさり却下。
よって、ボトムケースのキャリパーの上部の台座は削り落とされることに。
2ピースローターがカッコイイ!!
APのキャリパーに組み合わされるのは、
ベルハウジングとディスクが別体となった2ピースのレーシングローター。
ステンレス製では無く、あえてスチール製のディスクを使用することに。
ちょっとした湿気でジワっと涌いてくる錆が、趣があってカッコイイのです。

97ch Pick Up

97ch Pick Up

97ch STORE OPEN

97ch STORE OPEN

世田谷ベースのウェブコンテンツをいつでもどこでも楽しめる「97チャンネル」の開局を記念して、オリジナルのワークシャツを販売。数量限定なのでお買い逃しなく!