吸気ポートの次は、カム&バルブのチューニング。ノーマルのカムを使ってハイカム化していくって、どういうことなんですか?
![](https://97ch.tv/wp-content/uploads/2020/05/46.jpg)
![](https://97ch.tv/wp-content/uploads/2020/05/47.jpg)
![](https://97ch.tv/wp-content/uploads/2020/05/48.jpg)
![](https://97ch.tv/wp-content/uploads/2020/05/49.jpg)
![](https://97ch.tv/wp-content/uploads/2020/05/50.jpg)
吸気側のみバルブのリフト量を少しだけ大きくするために、カムのベースサークル(山になっているのと反対側。カムアンダーとも言う)を削って、高低差を付けることによって、ハイカム化するというチューニングを施します。
![](https://97ch.tv/wp-content/uploads/2020/05/51.jpg)
ヘッドをロッカーアーム側から見た図。大きく変更されているのは、バルブガイド。
元々付いているガイドはヘッドと一体のものだったので、それをカットし、穴を空け、ベリリウムカッパーで新しいバルブガイドを製作して打ち込むという作戦です。
![](https://97ch.tv/wp-content/uploads/2020/05/52.jpg)
![](https://97ch.tv/wp-content/uploads/2020/05/52-2.jpg)
ベリリウムカッパーで製造されたワンオフのバルブガイド。ガイドの中には、小さなリセスが切られ、オイルシールを内蔵させるという細かい部分にまで徹底して拘った作りでございます。