24MaySETAGAYA CUB GROUP が手がけたスーパーマシン スーパーカブでラットロッドを作っちゃおう計画 03 SETAGAYA CUB GROUP が手がけたスーパーマシン スーパーカブでラットロッドを作っちゃおう計画 02 2コのエンジンをばらして現状確認。ダメなパーツと使えるパーツを選択し、使えるパーツは徹底的にクリーニング。さぁ、チューニング計画がいよいよ本番へ突入します。 採寸した結果を基に、似たようなサイズのバルブをいくつか手配。ノーマルのバルブを使うか、それとも、新しいモノにしてしまうか? 要検討です。 2基のエンジンをバラしてチェックした結果、1基にクラックが発見されました。ドナーエンジンがあって良かったー。 加工前 加工後ピストンが固着していたシリンダーは、内燃機屋さんにてボーリングを行い、完璧にレストアされました。上が加工前で、下が加工後。シリンダー内が明らかに綺麗になっていることが分かると思います。この後、シリンダーの外装は、艶ありの耐熱ブラックにてペイントします。 オーバーサイズのピストンに合わせてボーリングしたシリンダー。今回は、排気量アップなど大幅なチューニングは一切行わず、CM90というエンジンが持つ本来の性能を100%近く引き出すということに主軸を置いて作業は進められていきます。 ノーマルでも良く出来ている。さすが世界のスーパーカブ。吸気側のみバルブのリフト量を少しだけ大きくするために、カムのベースサークル(山になっているのと反対側。カムアンダーとも言う)を削って、高低差を付けることによって、ハイカム化するというチューニング。洗浄後のシリンダーヘッドを燃焼室側から見て見た図。構造的な無駄も無く、仕上げも丁寧。工業製品としてのクオリティの高さが伺える。ここから更に効率を上げていくために、バルブシートとバルブのサイズ変更、ポート研磨等が行われることに。 次のページを読む 12