
ケッチンで大けがした所さんが考案した絶対怪我しないキックペダルがついに完成。前代未聞の超スーパーカスタムに驚かざるを得ないのでした!!

ついに完成したんですか!!

そーですよ。先週の出来事ですけどね。

ぱっと見、何も変わってない感じですね。

スターターを付けるのに、プライマリーカバーの形状とか、そういうのが実は違うんだよね。

よくみると、違いますね

まぁ、言われない限り、気づかないよね。

はい。確かに。

ちょっとエンジン掛けてみようか?

イグニッションをオンにして、キックペダルを踏み下ろすってことですよね??

そうそう。
キュルッキュルキュル、ブォーン!!
ドコドッドコドッドコ!!

いとも簡単に掛かりましたね。見た目はキックでエンジンを掛けているのとなんら変わらないんで、ちょっと驚きます。ハーレーのVツインを地べたに片足付いたまま、軽く蹴ってエンジン掛けてる超人のようにしか見えません。

そーだよね(笑)しかもサンダルだし。

何も知らない人が見たら、このシーンは驚きますね。

あと、ほら、タイヤ。

おぉぉ!! 文字が入るとレーシーなイメージになりますね。フォントもカッコイイです。

バイクなんかはさ、タイヤの左右に入れられるから面白いよね。

パンヘッドなの?? っていう、メッセージ的な文字を入れるというアイディアも真似したいですね。そういうテーマで自分のタイヤに入れる文字を考えるっていうのは斬新ですね。

そーだよね。タイヤメーカーぐらいしか入れてる文字無いじゃん。そんなのだけだと面白くないもん。

そうですよね。あれ、このキャブどうしたんですか?

それは銅メッキしたの。

へぇぇ。銅メッキですか。ここから、だんだんと黒ずんできて格好良くなりそうですね。

しかし、このストローカーエンジンって、さらにドコドコしたフィーリングが強調されて面白いよなぁ。伝わって来るフィーリングが、そんじょそこらのハーレーのインパクトとは全く違うもん。2000ccのスーパーグライドよりも、強烈。ドーンドーンってさ。一回の爆発で、ドーンって前に進んでいく感じ。普通に歩くんじゃ無くて、大股で歩いてる感じ。大型バイクじゃなくて、大股バイク。上手いこと言いますねぇ(笑)。

シリンダーを動かすわけじゃないので、キックペダルを踏むのに力はいりません。キックペダルを最後まで踏むと、そこでセルのスイッチが働き、クランキングが始まります。軽々とハーレーのキックペダルを踏み込み、エンジンを掛ける様を見ていると、所さんが超人的な脚力の持ち主のように見えてしまうのです。

そのものの形状はパンヘッドに付いているそれと全く同じ。だから、見た目は全くのキック式エンジン。セルモーター付きで、キックペダルは雰囲気だけで、全く使わないっていうバイクは見たことありますが、ペダルがスイッチになっているなんて・・・・・・。