
スイスの建築家である、フリッツ・ハラー教授によって設計されたモジュラー・ファニチャー・システム。部材を組み替えるだけで、様々なスタイルを作り上げられる。そんな魅力的なシステムだったはずなのに・・・・・・。

あのさ、このフリッツ・ハラーっていうのねワタシは気に入ってて、求めている訳なんだけどさ。

カッコイイですよねぇ。2階でもガレージでも使用されてらっしゃいますよね。

工具入れとして使ったりなんかしてさ。ロッドの良君とか、サンダンスの柴崎君なんかも、『このキャビネット使いやすいですねぇ』なんて褒めてましたよ。

確かに。中身が半分くらい見えている方が、工具を探しやすいですよね。

そうなんですよ。

最高じゃないですか、ハラーシステム。しかも、ユーズドは掘り出し物もけっこう見つけやすいっておっしゃってましたよね?

そうなんですよ。このデスクの下に入れるような引き出し的なやつね、これなんか数万円でありますよ。安くない?

元々はどんくらいなんですかね?

12万くらいかな。良いでしょ?

確かに。

ちなみに、このハラーシステムっていうのは、拡張性が高いことがウリだったりするわけですよ。いろいろなカタチに組み替えられるというね。

そもそも、バラバラに使用するよう組み立てられているキャビネットを、上下に組み合わせて使いたいということです。
写真に写る二つの黒い箱を、縦に重ねるだけ。
簡単なように思えるのですが・・・・・・。