ミュージシャンである所さんのデスクの廻りには、沢山のギターが。現在所さんが使用しているモノは、それぞれかなりレアなモデル。年代、モデル名など、気になる部分を徹底的に調べてみました。ちなみに、アンプはカスタムがお気に入り。所さん曰く、キャバレーにあるような雰囲気のモノがカッコイイ。ということですが、確かに、グリーンラメのアンプは存在感抜群。こんなのが家に置いてあったらカッコイイですねぇ。

この「Gibson ES-330TDC」は1967年頃のモデルで、希少性が高い「CASINO」と同じ仕様ということから、同じく人気のある一本。フェンダーのステッカーが貼られているアコースティックギターは、90年代頃のギブソン製ニック・ルーカス・シグネチャーモデル。ボディに直接取っ手が取り付けられていたり、ペグが新たに一つ追加されていたりと、ユニークなカスタムが満載。

一見ギブソンのギターに見えるこのギターは、実はギルドのDシリーズのギターをカスタムしたもの。ヘッドのマークは「Guild」から「Gibson」に書き換えられ、ヘッドの根元に当たるトラスロッドカバーもギブソンの名作“レス・ポール STUDIO”のモノに交換されている。ボディのスイッチも後付けという、カスタム全開のギターなのだ。

ホロウボディに入れられている菱形のサウンドホールが特徴的で、まるでストラトキャスターのようにペグが片側一列に並べられている。1960年代後期にわずか数年間だけ製造されたアーティストモデルだ。

1976年頃から80年代初頭までのわずか数年のみしか製造されなかった希少モデル。構造はギブソンES-335に似ていて、フェンダーのセミ・アコースティックギターにおける最初期のモデルとなっている。

このアンプは1968~1972年の間に製造、販売されたヴィンテージのKustom社製のギターアンプで、デッドストックはもちろん中古品でさえも入手が非常に困難なほどに市場での絶対数が少ないレアな品物なのである。


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