1910年代に生み出されたというコチラのミシン。あれ、ちょっとサイズが小さいような・・・・・・。シンガー社がリリースした子供用ミシンのディテールに、所さんもびっくりなのです。


所:こんなの可愛いよね。なんで話題にならないか不思議でしょうがないよ。これ子供のおもちゃなんだよ、当時の。ばあさんがミシンやってるじゃん、それを子供がやりたいじゃん横で。その当時のソーイングマシンなんだよ、これが。こっち側にボビン付けてって、本気なんだよ。

ホントに縫えるんですか?

そうだよ。すごいでしょ? よく見るとさ、ニードルとか書いてある。バイクかよ。たまらないよね、これ。ウチのカミさんのミシン部屋にオブジェとして飾ろうと思ってるの、可愛いから。こうやって飾ってあったら素敵でしょ。カミさん黙ってミシン部屋に飾っておこう。

いやー、オブジェとしても相当かっこいいですよね。ちなみにいくら位するんですか?

これが100ドルくらいだったっけな。安いと思うよ。

やっ、安い。。。ちなみに、このミシンにどうやって辿りついたんですか?

英語で言うと、sewing machineなんだよね、ミシンって。で、ワタシの場合は、クルマとかバイクとか、そっち系の物を探したりするじゃん。で、ある時、検索で“Vintage Machine”とか入れたんですよ。そうすると“ミシン”も“マシン”だから色々と出てきて。なんだこれ?って思ってさ。

マシンからのミシンという流れなんですね。で、出会ってしまったと。

さすがのワタシもでっかいミシンはちょっと手を出しにくい訳ですよ。邪魔だし。かといってそこらのおもちゃを買う気もしないワケ。おもちゃとして「6分の1になってますよ」とか言われても、そんなのは買う気がしない。そうじゃなくて、大人に憧れた子供が本気でこれで縫いもしてたっていうところに魅力を感じるわけなんだよ。つまり、子供にとってこれが本物じゃん。

そうですよね。ディテールが本気ですもん。

だって動くから面白いじゃん。実際に縫えるし。大人がオモチャとして遊ぶミシンなんかにはあまり興味を感じないんだけど、当時の子供からしたらこれが本気のミシンだから。そこに惹かれるよね。
