体中がアルミと真鍮のパネル、その姿はまるで中世の鎧のよう
骸骨の頭部や胴体に貼り付けているアルミや真鍮の板は、全て紙で型紙を作り、そのサイズにパネルをカットした後に、ハンマーなどで叩いて形を形成していくという作業で作られています。背中に生えた羽も、型紙を作る所から。
背中に生えた真鍮の羽はデタッチャブル式
アルミの板を切って、曲げて作られた羽。裏側を覗くとそこには骨が!!細い真鍮のパイプをカットして、ハンダで溶接。ディテールのこだわりは半端じゃないのです。
ハンダ付けで溶接を表現
羽を固定するためのブラケットは、首の根元に。真鍮で製作してハンダで固定していきます。ハンダをキレイに流し込むのではなく、あえてボテボテに重ねづけして溶接のようなディテールに。元々は、アルミパネルが少しだけ貼ってあったボディですが、最終的にはいたる所に真鍮が貼り込まれ、鎧のような状態に。