G . T O K O R O
H O W T O R E P A I R
アメリカから届くビンテージチェアの
正しい組み立て方
空輸するために、バラバラの状態で梱包されて世田谷ベースに届くビンテージチェア。なので、新しい椅子が届く度に、イチイチ組み立て作業が必要となります。作業を行うのはもちろん所さん。その工程に密着します。
背もたれの角度と位置は
好みの場所に
作業手順は、①脚と座面をくっつける。②背もたれをくっつける。③キャスターが外れている場合はそれもくっつける、といった具合。所さんの集めているビンテージ・オフィスチェアは背もたれの角度が調整できるモノが多いので、所さんの気に入った角度に合う穴位置を見つけてそこをボルト&ナットで固定するのです。
作業時間は5分程度
あっという間に完成なのだ
イレギュラーな事態が起きない限り、組み立て作業はとってもカンタン。あっという間にカッコイイビンテージチェアが完成してしまうのです。元々堅牢な作りであるために、ビンテージとは思えない剛性感にビックリ。昔のプロダクトは細かい部分の作り込みも素晴らしく、出来が良いのですねぇ。
前のページでご紹介したビンテージチェアが世田谷ベースにやってきた時の写真。バラバラの状態を所さんがささっと組み上げていきます。上の椅子に比べると明らかに状態が悪かったこちらの椅子はカスタムベースに決定。
ひび割れた生地も味わいがあって良いけれど……
イレギュラーな事態にも
対応できるキャパシティ
世田谷ベースに無いものは無い。というのは、本当の話。ボルトが欠品した状態で送ってきた椅子は、世田谷ベースに在庫してある各種サイズのボルトセットから見繕ってあっという間に修理完了。インチやミリ、そして各種サイズのボルト&ナットが全て揃っちゃってる、そこが世田谷ベースの底力なのです。