所さんが追求する戦車の世界 M4A1E2


A1E2ってのは、これだよ。こっちは105MMの榴弾砲っていって、遠くに弾を飛ばすやつね。で、03と04で紹介しているM4A176に付いているのがキャノン砲。直線的に正面の敵を撃つやつ。

なるほどぉ。しかし、この土嚢の数。スゴいですね。

積むモノシリーズも悪くないんだけど、やりこんでいくうちに、細かいディテールに拘るシリーズの方向へ向かっていったよね。土嚢を積んでたりしてた頃は初期の作品だね。

ぱっと見はシンプルなのに、実は細かいところの仕上げがスゴいっていう作品が後半戦に生み出されたということですね。しかし、土嚢仕様は写真で見ても、こうやってミニチュアになっても、相当カッコイイと思うんですけど。

確かに、かっちょいいなぁ。この作品はずいぶん戦ってきた良い雰囲気が出てるしね。



満身創痍ですね。

しかし、A1だのA2だのA176だのさ、この歳になってまさかこんなに戦車に詳しくなるとは思いませんでしたよ、ホントに(笑)。

水分を吸収しやすいティッシュに塗料が染みこむことにより、
砂の重みでしっとり潰れた風合いが出るのであります!!
塗装が乾く前に大きなサビを作る部分にティッシュを貼り付けて乾燥させ、
その脇にパテを盛ります。そうすることで、錆のざらざら感と、
錆によって浮いてしまった塗装を表現しているのです。
写真になってしまうと、本物のサビと見分けが付きませんよね?
その一部を戦車に巻き付けて帰還したらこんな感じじゃない? というイメージを具現化。
銅像の下部には、きちんと固定用のボルト&ナットが装着されているという、
細かいとこまで拘ったディテーリングに注目!!
バケツはボール紙で製作されております。