ホビー

銀塩カメラの遊び方 クラシックカメラコレクション

2眼レフの元祖、ローライフレックスにガングリップを仕込み、世田谷ベース的に遊ぶのであります。

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所さん
この辺りで遊んでると、楽しくてさ。チューブの角野君がくれたのよ。ローラーイの6×6。松方弘樹さんがスペシャルゲストだったとき、本番中に、「ちょっと一枚撮らせてください」なんつってね。銀幕スターを銀塩カメラで撮るっていうね。で、思ったんだけど、80歳とか90歳とかのご老人にムービーカメラなんか向けると、写真だとおもってじっと動かなかったりするじゃん。まる見えのロケなんかでよくあるんだけどさ。そりゃそうだよな。昔はカメラがこんなんだからさ。ビデオカメラ向けられても写真だと思うよな。
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編集部
なるほどぉぉぉ。
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所さん
たしかに間違えるよな。そんなわけねーだろって思ってたけどさ。
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編集部
間違えますね。
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所さん
しかしカッコイイでしょ、コレ。
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編集部
かっこいいですね。フードもスバラシイですよね。
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所さん
それでね、ファンの人が送ってきたフィルムがたくさんあったの。それが6×6用のコダックで珍しいフィルムなんだけどさ。でも、そのとき俺が使ってたカメラには入らなかったの。ファンはその小さなカメラ用だと思って送ってきたんだけど、間違ってたわけですよ。それがさ、このカメラにドンピシャ。どーしようかなぁって困ってたんだけど、重なりますねぇ。無駄になりませんよ、いろいろなことが。
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編集部
そういう流れがあるんですね。
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所さん
でもさ、思うんだけど、めんどくさいじゃん。カメラの裏蓋開けて、フィルム巻いて、一枚目は撮れてるのかなぁとか、二枚目からのほうが良いのかなぁとか、あるでしょ? この絞りであってるのかなぁとか、撮影する相手にもちょっと待ってくださいなんていって、ポーズ取ったままで待ってもらったり、時間掛けながら撮って、現像出してはみたものの、本当に撮れてるのかなぁとか。撮った側も曖昧だし、撮られた側も曖昧だし、このくらい手間と時間も掛かってると、仕事感が出るっていうか、あっさりしてない分、重いって言うか、そう思ったね。
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編集部
なるほどぉ。
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所さん
こういうカメラだとさ、レンズを向けると、構えてくれるもんね。若い子でもそうだよ。デジカメだとどうせ何枚も撮れるからみたいな感じあるじゃん。でも、大げさな銀塩カメラだと撮られる側も意識するよね。
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編集部
デジカメの文化にはそういう緊張感みたいなモノはないかもしれませんね。
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所さん
しかし、このピストルグリップ良いよね。角野くんがカメラ持ってきたから、じゃっつって、グリップ3つも出してきたら驚いてたよ(笑)。「なんで3つも持ってんですか?」ってさ。ハッハッハァ、スゲーだろ? なんて自慢してみたりしてね。しかし贈り物として相当嬉しかったね。楽しいですよ、ホントに。
ローライフレックス専用のガングリップ。
トリガーを引くと、シャッターが下りるという優れもの。コレがあるのと無いのでは、かっこよさが断然違います。しかし、このグリップの在庫が3つもある世田谷ベースって・・・・・・。無いものは無いのです。
右が一番目の画像で所さんがファインダーを覗いているローライフレックス。左がローライフレックス44。
ローライ用の追加レンズ各種。
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