所さんが追求する戦車の世界 M4A3
ほら。
おぉぉぉぉ。なるほどぉ。これは両方ともハッチが開くんですね。
そうなんだよね。おそらくあれじゃない、ウチが手に入れたヘッドは、初期のタミヤのパーツなんじゃないの? で、やっぱりハッチが開かないとなんてことになって、開くようにしたと。タミヤの時代を感じますねぇ。レアものだねぇ(笑)。で、コレに積んである荷物類は、ウチにあった適当なパーツを組み付けたと。
かっこいいですねぇ。
そーね。これはこれでかっこいいよね。散らばる薬莢……。惚れ惚れするね。上手いこと作ったなぁ、ブラシの先で。
ホテルにあったという。
そー。あんでしょ、プラスティック製の安いヘアブラシ。あの先が丁度良かったんだよね。ベストな感じなのよ。
編集部:普通は、パーツで薬莢が売ってるか探すじゃないですか。でも所さんの場合には、身近なモノで色々と作り出してしまうって、そこがすごいですよね。
いいんですよ、なんでも。他の戦車に付けてる荷物を止める用のネットは、キンカンが入ってたネットを塗っただけだし(笑)。
キンカンの袋も、色々使い道があるんですねぇ(笑)。
そうなんだよ。ウチの場合は、段ボールとか、かまぼこの板とか、使い終わった割り箸とか、普段捨てちゃうようなモノ何でも使いますよ。工夫ですよ、工夫。
日々、戦車を作るモードでいろいろなモノを観察していると、いろいろ使えそうなアイテムがパッと目に入ってくるんですね。見逃しませんね。
そういうことだね。ちなみにA3はね、キャタピラは幅広いのよ。オーバーフェンダー仕様ね。だからこんなにでかいんだよ。
なるほどぉぉ。
あっそうだ、もう一台の方も持ってこよう。
これだけのパーツがそこら辺に落ちているということに驚かされます。
きちんと、数字や文字の中に、切り分けられた線が入っているところに注目。