
製作期間はたったの一日
でも細部にわたり手抜きナシ仕様

上手いこと作りますよね、私も。この斜め後ろからの感じ、コレね、写真撮った方が良いよ、カッコイイから。そういえば、この映画見た? 面白いから。皆さん是非とも見た方が良いと思いますよ。そうだ、映画のパッケージ借りて、紹介しちゃおうぜ



FURY
たった5人で300人に挑んだ男達の物語
ブラッドピットの最高傑作とも言われるほどの内容もさることながら、シャーマン戦車とタイガー戦車のディテールがリアルに描かれている点が他の戦争映画とは一線を画す。一見の価値ありです!!
出演:ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、ローガン・ラーマン、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーサル/監督:デヴィッド・エアー/言語:英語、 日本語/字幕:日本語/ディスク枚数:1/販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント/時間:135 分

コチラは所さんが昔製作したもの。磁力吸着式の破甲爆雷対策としてボディの脇を全て木材で覆ったぞ仕様。木製のパネルは勿論所さんのお手製。青錆っぽいグリーンは錆塗装による仕上げでございます。ちなみにコチラのサイズも1/6。こういった作品を数多く製作し、様々なノウハウを持っている所さんだから、フューリー仕様の戦車を一日で作ってしまうのです。

ハッチから上半身を出しているブラッドピット。ベースとなるフィギュアを所さんがカスタムし超リアルな雰囲気を醸し出しているのであります。襟、ジャケットの着こなしとそれに伴うシワ、肘や袖の汚れ、すり切れた穴など、細かなディテールを仕上げていくことで臨場感が生まれるのです。



M1917とM3グリースガンも映画に登場してくるアイコン的な装備。M1917に関しては、1/6サイズのパーツは販売されていないので、マグナムをベースに所さんが製作したワンオフなのだ!!


所さんのおっしゃる『斜め後ろからの角度が良いよ』というのがこんな感じの画角。無造作に搭載された機関銃や弾倉、ブランケット、ガソリンタンクなどを紐でくくりつけた雰囲気が何ともリアル。砲塔に書かれている「FURY」の文字が所さんがフリーハンドで描いたモノ。映画に出てくる戦車とそっくりなのです。