所さんのデスクには、ブルーイングが完成したモデルガンがズラリと並びます。日々、新たな銃がブルーイングされていくので、毎日毎日机の上の銃の数が増えていくのです。
ブルーイングの溶液を塗った直後は全部が錆びて台無しな感じになってしまうのですが、それをひつこく1000回ぐらい磨いていくと、この通り。使い込まれた銃とそっくりなディテールが再現されるのです。モデルガンの領域を遙かに超えたクオリティ。美しすぎると思いませんか??
完成すると、こんなに美しい銃に生まれ変わります。銃身（バレル）付近の色が濃いグレーになっているのは、素材が違うため。バレルはヘビーウェイトプラスティックでできているのです。プラスティックなのに、ブルーイングの溶液が反応するのは、鉄の成分が入っている特殊な素材のため。ヘビーウェイトプラスティックと、スチールの部分のブルーイング具合を上手く調整するのがポイントなんです。
その２へ続く
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