世田谷ベースを片付けしている過程で発見されたのは大きなプラスティックケース。その中には、所さんが以前メチャクチャ本気で遊んでいた、スロットレーシングカーが入っていたのでした。
この前、作業しているときにバネが必要になったんだけどさ、なーんかねーかなぁといろいろ考えてたわけですよ。そしたら、昔やってたスロットレーシングのパーツが使えるんじゃないかと。で、出てきたわけですよ、これが。
フルセットじゃないですか!!
バネ各種、ネジ各種、いろいろ入ってるんですよ。もうね、コレやってるとき本気だからね。シャシーも二重にしたり、コントローラーのプラスティックを切って、放熱するようにしてたりとか、もうね、スゴイよ。
徹底的にやってらしたんですね。
そーだよ。だって、NHKの近くにあるコースに寄って、トップタイム出してから仕事行ってたからね。8秒126とかさ、1/1000秒の世界でやってたんだから。
へぇぇぇ。
しかも、このボディ、屋根の所押してみ。
ベコベコしてますね。ポリカーボネートですか?
違うんですよ。これはプラモデルのボディを透けるぐらいに薄く削って作ってるんだよね。しかも、トレッドも広げているからね。よーく見ると分かるけど、片方5ミリずつプラ板で広げて作ってるって、スゴイだろ?
ハンパ無いですね。
このウインドウ見てよ。ペラペラでしょ? セル画で使うセルでウインドウ作ってますからね。ホォーホッホッホッ。やるニョー。しかも、相当速かったからね。ポリカのボディを載せてるやつらなんかより、オレの方が全然。何であのプラボディは速いんだろう、ってみんな不思議がってたもん。
シビアな勝負なんですよね。
1/1000単位だからね。いやぁ、懐かしいねぇ。