ホットロッド自転車ってどうやって組み上げられているの?ショップカスタムの製作工程完全密着
タンクカバーに合わせてブルーアルマイトのリムを選択。SADIO製。スポークを一本一本編み込んで作り上げていくのです。バランス取りし、リムテープを巻き上げたらいっちょ上がり!
一つ前にご紹介した自転車に組み合わされる予定だったフロントフォークは、なんと、コチラのフレームで使用されることになっていたのでした。スプリンガーをバラして、再調整を行い、上手くスプリングが働くように組み上げていきます。ファッションとしてのスプリンガーではなく、持っている性能を全て発揮できるところまで仕立て直してから組み付けるのです。
コチラがバラされたスプリング。シャフトにバネがねじ込む仕組みになっているということはつまり、引っ張ってバネを使うスプリンガーということなんです。1930年代にこんなに手の込んだフォークがあったなんて・・・・・・。世の中の仕組みは、大して進化してないんだなぁと思うわけです。
ハンドルは前作同様MTB用のビンテージをセレクト。フロントホイールもセットされ、着々と完成へ向けて進行していくのです。
クランクはアンティークのワンピースモノをインストール。ベアリングを交換し、グリースアップを行い、慎重に組み上げていきます。
コチラがこのバイクのキモとなるパーツ。なんとこちら3つのギアを自動でチェンジしてくれるオートマチックシステムなんです。このユニットをインストールするために必要なパーツは、ワンオフで製作してしまうのです。