バイク

所さんのカスタムBMWが ついに世田谷ベースにやってきた!! BMW R75/6 カスタムプロジェクト vol.19

S.E.A.F.
BMW R75/6

customized by 46 works

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所さん
おへへへへへへ。いやぁ〜素敵ー。私の中にいままでなかったカテゴリーだなー。何だよこのカッコいいの。週末これで美容院に行きたかったなぁ。あのね、美容院のヒロシ君っていうのも、ウチがこれ始めたときに、オレも便乗しておこうかなぁなんて、四国で買って、四国のアンチャンに改造してもらって、もう乗ってんだけどさ。で、そのヒロシ君のバイクも、これと同じように、アップハンドルなんだけどセンターのバーがあった方がカッコいいんじゃないの? なんて言ったら、早速買って。やってますよ。いやいや、綺麗になるもんだねぇ。スゴイねぇ。はっはぁぁ〜。綺麗な仕事だねぇ。これはさ、性格が出るね。
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一同
(笑)。
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中嶋さん
マフラーはチタンで作りました。手曲げです。
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所さん
ほぉぉぉ。かっちょいいねぇ。ヒロシ君もさ、このエンジン見たらキャブをFCRにしたくなっちゃうんだろうなぁ。
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中嶋さん
エンジンのエンブレムも間に合いました。削り出しです。
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所さん
あれまっ!! いいねぇ。かっこいいねぇ。嬉しくなるねぇ。
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中嶋さん
サイドスタンドも作りました。純正ですと、前の方に付いていて、跨がったまま出せないんですけど、位置を変えてますから、跨がった状態でスタンドを出せるようになってます。
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所さん
これ、クラッチ、凄く軽いねぇ。目が覚めるよね、こういうの見ると。いままで、ハーレーばっかりに乗ってきたからさ。
なんて言うか、アメリカンスタイルって言うかさ。その方向じゃん。このBMWみたいに、クランクケースの形状とか、タンクの形状とか、この手のバイクに乗ってないからさ。まぁ、ホンダとかもあるけどさ。こんなにタンクのデカイバイクってないじゃん。新鮮だよね。
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中嶋さん
18リットルくらい入ります。
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所さん
あら、そんなに? エンジンがカッコいいなぁ。
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中嶋さん
フラットツインって言っても、この旧い形のエンジンはカッコいいですよね。
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所さん
そーね。アタッシュケースっていうかさ、この形状、カッコいいわ。ウチにあるホンダもさ、まぁ方向で言ったらアメリカ向いてるからさ、ここまでヨーロッパっぽいテイスト、新鮮。初めてだもん。いやいや、感動するね。あと、オレに、よくこれを許容するアタマがあったなぁと思って。
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中嶋さん
いろいろなBMWを作ってきましたけれど、このバイクに関しては、全体的な構成とか、あと、色とか、他に無いというか、とても所さんっぽいなぁと思って作ってました。
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編集部
ゴールドのフレームにグレーのタンクっていう配色は、とても斬新ですけど、でも、世田谷ベースを感じますよね。
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所さん
ほんと。不思議なもんだねぇ。でもさ、クルマだって、アメ車じゃなくて、ベンツに散々乗ってんだからさ。それ改造して遊んでるんだから、元々、ヨーロッパの方向性はあるんだよな。
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編集部
たしかにそーですよね。いま、このバイクを囲んでるクルマも、ベンツにフェラーリに、全部ヨーロッパ車ですもんね。
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所さん
そーだ。そーなんだ。
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中嶋さん
最初、BMWのバイクって、なんだかまったく違う感じがしていましたけど、こうやって形になってみると、所さんのテイストだなぁって思いました。
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所さん
うんうん。仕上がりの良い改造車輌に囲まれて、楽しいなぁ。元のBMWってさ、保安部品なんかもデッカくて、なんというんだろう、オモチャって言ったらおかしいけど、精密なバイクなのに精密さを無くすディテールのように見えるのよ。でもさ、こうやって、エンジンがしっかり見えて、あとは、ちっちゃくくっついているだけっていう形になるとさ、なんと言いますか、メインが分かりやすいっていうね。BMWはこうですよっていう、精密な機械ですよって、感じやすいもんね、このカタチは。BMWが生きるよね。あのさ、これより昔の車輌ってさ、リアショックが上に飛び出しててってカタチあるじゃん。
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中嶋さん
ありますよね。
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所さん
あれはなに、途中でなにかショックを留める構造になっているの?
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中嶋さん
あれはですね、クルマのストラットと同じように、ショックを上からとめる仕組みなんですよ。
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所さん
あー、なるほどね。横からボルトで留めるのでは無く、上から。
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中嶋さん
そーなんですよ。
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所さん
うーん、見れば見るほどカッコいいね。なんかさ、やっとオトナになりましたみたいな。こういうのも、自分の範囲の中に入ってきましたよって、大人になったなぁ(笑)。
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一同
(笑)。
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中嶋さん
所さん、ココがカギになってます。
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所さん
うんうん。
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中嶋さん
冷えてるときは、スロットルを3回くらい開けてもらって、スターターのスイッチを押すと……。

キュルキュルキュル、ブォーン!!

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所さん
おぉぉぉ!!

バラッバッバッバッバッ、ブォン、ブォン、ブォン!!

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所さん
おぉぉっ、これはなんか、吹け上がるねぇ。
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編集部
全く音が違いますね。
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中嶋さん
前に納めさせて頂いた80とは、全く違うエンジンになってます。

ブォン、ブォン、ブォーン!!

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所さん
これは楽しそうだよね、ホントに。ヒロシ君もいじりたくなっちゃうだろうなぁ。
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編集部
この吹け上がりの良さ、すごいですね。なんか、レーシングエンジンみたいな雰囲気ですが、これはフライホイールの軽量化が効いているんですか?
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中嶋さん
そうですね、それに、吸排気のチューニングと圧縮率のアップ。全体的にバランス良く手を入れているので、このような雰囲気になっているんです。
極希にキャブにゴミが入って、オーバーフローする事があるかも知れません。そのときは、キャブの下の14ミリを外してもらってガソリンを流して頂けば、ゴミは取れます。
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所さん
オッケー。それは、ウチのハーレーなんかも同じだね。
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中嶋さん
では、全く問題ないですね。こっちがライトで、こっちがウインカーですね。メーターの中にインジケーターも付きます。
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所さん
さすが、神経質だね(笑)。
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中嶋さん
(笑)。それでですね、インジケーターが二つあります。こっちがオイルです。付きっぱなしになったら、オイルが無いとか、油圧が足りないとかですね。で、もう一つはジェネレーターです。発電量が足りなくなったら点灯します。この2つがトラブルと走れなくなってしまうので、装着しました。それから、コチラがニュートラルのランプで、ハイビームになると、ココが点灯します。
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所さん
さすがだねぇ。仕業が良いねぇ。
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中嶋さん
すでにテストで乗っていますので、もう回してもらって大丈夫です。この辺りを走るだけだと、4〜5000も回したら十分だと思うのですが、高速などに行った場合、レブリミットは7000くらいまでが許容範囲です。エンジン組んだばっかりなので、1000㎞くらい走られたタイミングで、増し締めやオイル交換等をやらせて頂ければと思っております。
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所さん
オッケー。ちょっとさ、上でお茶でも飲みましょうよ。うーん、ホントにカッコいいなぁ。あっ、そうだ、このあと、NHKの楽屋で見るのに、オレも携帯で写真撮っとかないとな。くぅぅぅ、カッコいい。こういう造形のオートバイを良しとしたオレがいたっていうのがスゴイよなぁ。

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